いよいよ、越後姫の花が増えてきました
同じ日に植えたのに、
こんなに違う。
越後姫の開花が始まりました
大きく膨らんだ蕾。
ようやく咲いた花。
同じ日に植えた苗でも、
進む速さはみんな違います。
この記事の要点
まずは4コマでどうぞ(笑)
同じ日に植えたからといって、
みんな一緒には進んでくれません(笑)

「おっ、だいぶ膨らんできたなぁ〜。」
一番早く定植したハウスを見て回ります。
すると、少し前まで小さかった蕾が、だいぶ膨らんできました。
今は、こんな感じです。
「おっ、だいぶ膨らんできたなぁ〜。」
って感じです。
定植した直後は、葉っぱばかりだった株。
そこから花芽が上がってきて。
蕾が見えて。
その蕾が少しずつ大きくなる。
毎日見ていると、ほんの少しずつの変化なんですが、ちゃんと前へ進んでいます。
でも、全部の苗が同じではありません
ただし。
同じハウスの株が、全部同じ状態になっているわけではありません。
一番進んでいる株では、蕾が大きく膨らんでいます。
その一方で、遅い株はこんな感じ。
ようやく、一番最初の花が咲いたところ。
同じ日に植えました。
同じハウスです。
同じように水や肥料を与えています。
それでも、これだけズレがあります。
同じように育てても、
同じようには育たない。
いちごって面白いですよね。
……というか、難しいです(笑)
全部「せーの!」で育ってくれたら楽なのに(笑)
栽培する側からすると、本音はこれです。
全部の株が、
「せーの!」
で花芽が上がって。
同じ日に蕾が出て。
同じ日に花が咲いて。
同じように実が大きくなってくれたら。
めちゃくちゃ管理しやすい(笑)
でも、そんなにうまくはいきません。
苗の大きさも少し違います。
クラウンの太さも違う。
根の状態も違う。
定植した時点での花芽の進み方にも、少しずつ差があります。
さらに同じハウスでも、場所によって温度や光、水分の条件が完全に同じとは限りません。
そうした小さな違いが積み重なって、今の生育差になっているんだと思います。
だから「平均」だけ見ていても分からない
こういう姿を見ると、改めて思います。
例えば、
「このハウスは開花しました。」
と言っても、全部の株が咲いているわけではありません。
一番進んでいる株。
真ん中くらいの株。
遅い株。
いろいろあります。
「ハウス全体ではどうか」
と
「一株一株ではどうか」
両方を見る必要があります。
これは定植前に花芽分化を確認していた時と一緒ですね。
平均だけではなく、遅い株がどのくらいいるのか。
そういうばらつきを見ることも、栽培では大事です。
そして咲いた花では、クロマルさんが大忙し
花が咲き始めると、今度はこちらの出番です。
……と言いたいところですが、実際に花から花へ飛び回っているのは、
クロマルさん。
クロマルハナバチです。
いちごの花を受粉してくれる、大切な仲間です。
花から花へ。
ブーン。
ブーン。
と飛び回っています。
誰も教えてないのに、ちゃんと花を見つける
クロマルさんを見ていると、いつも思います。
人間が、
「あっちに新しい花咲いたよ!」
「今度はこっち!」
なんて教える必要はありません。
自分で花を探して。
花へ飛んで。
また次の花へ行く。
人間が気づく前に、
もう働いてくれていたりします(笑)
これから花の数がどんどん増えてくると、クロマルさんもさらに忙しくなります。
こちらも、しっかり働いてもらいます(笑)
花が、いちごになっていく
受粉した花は、そのまま終わりではありません。
ここから少しずつ変わっていきます。
花びらが落ちて。
中心部分が膨らみ始めて。
少しずつ、見慣れたいちごの形になっていく。
さらに大きくなり。
緑色から白っぽくなり。
最後に赤くなる。
蕾
↓
開花
↓
受粉
↓
果実が大きくなる
↓
赤いいちごへ
今はまだ、この最初の方です。
でも、ここから一気にハウスの景色が変わってきます。
毎日見ているからこそ分かる、小さな変化
この時期のハウスを見ているのは結構好きです。
昨日は、まだ小さかった蕾。
今日見ると、少し膨らんでいる。
昨日は蕾だったのに、今日は咲いている。
昨日咲いていた花を見ると、少し形が変わっている。
一日だけで見れば、本当に小さな変化です。
でも毎日見ていると、
「昨日より大きくなったな。」
って分かります。
これが、この時期の楽しみです。
同じじゃないから、毎日見る意味がある
もし全部のいちごが、予定表通り。
同じ日に同じ大きさになって。
同じ日に花が咲いて。
同じ日に実が赤くなる。
そんなふうに育ってくれれば、管理はかなり楽です。
でも実際は違います。
早い株があります。
遅い株があります。
元気な株もあります。
少し気になる株もあります。
だから、予定表だけではなく、
実際のいちごを見る。
結局、ここなんでしょうね。
毎日見ているからこそ、
「いつもと違う。」
にも気づけます。
生き物を育てる難しさでもあり、面白さでもあると思います。
いよいよ、いちごらしくなってきました
定植したばかりの頃は、葉っぱだけだったハウス。
そこから花芽が出て。
蕾が膨らんで。
花が咲き始めました。
クロマルさんも飛び始めています。
そして、もう少しすると果実が見えてきます。
ようやくハウスの中が、
「いちごのシーズン」らしく
なってきました。
ここから毎日、少しずつ景色が変わっていきます。
また変化があったら紹介しますね。
PS:
同じ日に植えて。
同じハウスで。
同じように育てている。
それでも、こんなに差が出ます。
「全部同じように育ってくれればいいのに。」
って思うこともあります(笑)
でも、毎日一株ずつ見て、
「これは早いな。」
「こっちは少し遅いな。」
なんて見るのも、いちご作りの面白いところです。
そして、咲いた花ではクロマルさんが今日もお仕事中。
これから少しずつ、花が越後姫へ変わっていきます♪